FUMOTTO NIGHT MARKET WINTER 2025-2026
冬の夜に、家族の灯りがともった時間。
夏の夜に始まった fumotto NIGHT MARKET。
2025年の冬、私たちはもう一度「夜」に挑戦することを決めました。
寒い冬の夜、外に出る理由をつくること。家族で同じ景色を見て、同じ時間を過ごすこと。
それは簡単なことではありませんでしたが、だからこそやってみたい。
そんな想いから「FUMOTTO NIGHT MARKET WINTER 2025-2026」はスタートしました。
冬の夜に挑戦したわけ

私は子どもたちと過ごす時間が何より好きです。子どもにとっての「楽しい記憶」は、大人になってもふと心を支えてくれるものだと信じています。冬はどうしても家にこもりがちになりますが、寒いからこそ外で感じる光や音、空気の温度は、家族の記憶として強く残る季節でもあります。
冬の夜でも外で笑っていい、地方でも夜に人が集まっていい、家族の時間をもっと大切にしていい。そんな風景をfumottoからつくれたら、それがこの冬開催への一番の理由でした。
また今回は、竹王子や学生の皆さんとのコラボレーションを通じて、地域・世代・立場を超えた「共創」にも挑戦しました。
イベント概要

2025年12月6日から2026年1月12日まで、fumotto南アルプスにて開催しました。
竹あかり、音楽、マーケット、ランタン、花火。冬の夜を少しずつ温めていくコンテンツを用意しました。
12月6日|点灯式&100人サンタのプレゼント交換

冬の始まりは、光と笑顔から。
竹あかりの点灯式のあとに行った「100人サンタのプレゼント交換」。100人分のプレゼントを準備し、同時に交換するという試みは、運営として正直とても大変でした。当日は一部プレゼント内容に不備があり、楽しみにしてくださっていた方に残念な思いをさせてしまった場面もありました。それでも、サンタ帽をかぶった子どもたちが走り回り、「ありがとう!」と声を掛け合う姿を見て、やってよかったと心から思いました。同時に、もっと丁寧に、もっと良くできたはずだという反省もしっかり胸に残っています。
12月13日|クリスマスコンサート

この日は、歌の力を改めて感じた一日でした。童謡歌手の井上かおりさん、山梨英和中学・高校聖歌隊、山梨大学の皆さんによるコンサート。澄んだ歌声が冬の夜空にまっすぐ伸びていき、子どもたちが静かに耳を傾け、保護者の方がそっと隣に座る光景が広がりました。言葉がなくても「一緒に聴いている」その時間自体が、もう十分に豊かなものだと感じました。
12月19日〜25日|クリスマスマーケット

竹王子と学生たちによるコラボレーションで生まれたクリスマスマーケット。装飾も企画も運営も、決して完成されたものではありませんでしたが、だからこそ手づくりの温度がありました。若い感性と地域の想いが交わり、fumottoの冬の夜が少しずつ形になっていく様子は、地方創生という言葉の本当の意味を改めて考えさせてくれる時間でもありました。
12月27日|ランタンナイト

この冬、最も大きな挑戦がランタンナイトでした。当初200組の予定だったランタンは、想定を超える反響を受けて500組へ増枠することになりました。その結果、当日の導線や説明不足など不手際も多く、ご迷惑をおかけしてしまいました。それでも、夜空に浮かぶランタンと、それぞれの願い。「子どもが元気に育ちますように」「家族でまた来られますように」そんな想いが夜空へ上がっていく光景は言葉にならないほど美しく、次はもっと良い形で必ず届けたいという強い手ごたえを残してくれました。
1月11日|打上花火

fumotto敷地内からの打上花火。遠くまで行かなくても、寒さに耐えなくても、家族で見上げられる花火がある。冬の夜空に咲いた花火は、この冬の挑戦をそっと締めくくってくれました。
反省もたくさん。でも、やめない。

正直に言えば、反省点は数え切れません。準備不足、伝えきれなかった想い、行き届かなかった配慮。それでもこの冬、fumottoの夜には確かに人の灯りがともりました。ナイトマーケットという「夜」への挑戦は、一度で完成するものではありません。だからこそ、これからも続けていきたい。少しずつ、良くしていきたい。子どもたちが大人になったとき、「冬の夜、あそこに行ったよね」と会話に残る場所でありたいと願っています。
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文責・長田実奈美(fumotto南アルプス 企画・運営)







